激しく昂る波。周期の長いうねりは見当たらない。そこではいつも急にビルドアップした風波に一喜一憂される。オンショアを嘆こうものなら、ひとたび強く叱られてしまう。すべてはアティチュードなのだよ、という姿勢は、玄界灘でサーフィンを始めたから学べたのかもしれない。福岡の人間は、クールで物静かなのか。ハッピーで楽しい空気を醸すサーフィン感とは、ほど遠い独特の立ち振る舞いがある。こうして千葉に戻ってから俯瞰してみると、波が良いこと/有ることが、正解でも正義でもないのだと思う。こっちでは明日から飛び切りの、この春らしいグランドスウェルに恵まれそうだというのに、どうしてか、玄界灘が恋しくなる自分が居る。
もう、4年前か。