CI Log カスタムオーダーフェア開催のお知らせ / 11月11日土曜日〜12月17日日曜日まで

CI Log カスタムオーダーフェア

この度2023年11月11日土曜日〜12月17日日曜日まで、CI Logのカスタムオーダーフェアを開催いたします。カリフォルニア本国のCIHQファクトリーで製造されるCI Logを対象に、今回のフェアではよりトラディショナルな乗り味を楽しんでいただきたく、また日本の波質やロングボーダーの性質に合わせるため、クロスに8ozを使用したグラッシングをご提案いたします。もちろんサイズやカラーリングも、ご希望に合わせたカスタムが可能です。フェア期間中にオーダーをいただきました特典といたしまして、「カスタムオーダーチャージ16,500円税込」が無料となります。また8ozでのグラッシングをご指定いただいた場合には、「8oz(2層)チャージ - 14,300円税込」も無料にてご提供いたします。納期は来年4,5月ごろの予定となります。ぜひこの機会をご利用ください。

(↑ボードを優しくかたむけただけでも流れるように前方から後方へ綺麗にスプレーが出るのは、デボンさんとウエインさんによってCI Logのアウトライン/ロッカー/レール/ボトムコンツアーについて、幾度もディスカッションを繰り返し、互いがベストをつくしたことによる賜物。その乗り味は驚くほど簡単にドライブ/ピボットターンの両方を楽しめるという結果を生みだした。写真:笹尾和義)

8ozグラッシングのご提案

↑マスターシェイパー/ウェイン・リッチシェイプに特注した9'4 CI Log -「Modified/改良版」for Yuta.通常のCI Logよりもややダウナーレールの仕様、若干ロッカーをつけてボトムはPanel Veeが施してある。「よりパワフルな波ですごく調子がよかったから、雄太にそのままつくったよ。とはデボン談。「ロッカーがありすぎて日本の小波とカスタマーには少し扱いづらいかも」と返答したところ「ああそうだった。日本の波は思ってた以上に小さかった。改良版が調子良すぎて舞い上がっていたよ、ごめん」もデボン談。うっかりしていたこともクールにまとめます。たしかに調子はものすごくいいから、これでロッカーも控えめで、レールとボトムもモアロギーカインドで、8ozグラッシングにしたら...底知れないポテンシャルを感じる。

通常のCI Log/ストックボードは、すべてのクロスに6ozを使用することでどなたでも扱いやすく、多くの方に届けるためにサイズやカラーリングも一定のものらをメインに製造/販売されています。これらには理由があり、ひとつには、短めのサーフボードに乗ってきたサーファーたちがロングボード(CI Log)へ乗り換えた際に違和感を少なくするため。もうひとつにはテールやボードのミドルに立った時に、よりベターなパフォーマンスができるようにとのこと。トラディショナルでありながらハイパフォーマンスを求めていく過程でやや軽量である必要性やしなりの関係から、オール6oz(デッキ6oz2層 / ボトム6oz1層)が最適だと判断したことに起因します。この点に関しまして、メーカーやデザイナーとしての意図があることはもちろん理解できますが、トラディショナルなロングボードをメインに販売してきた当店としては、それらのロングボードを愛し好んできたお客様へ向けての販売を考えると、そのままどうぞ。では少し物足りない印象がありました。やはりトラディショナルな要素として、サーフボードの重厚感や重みは欠かすことのできないものであり、それらはロングボードの本質に伴うべきものであると考えているからです。(テールやらミドルやらパフォーマンスやらとではなく、ずっしりとした安心感、グライド感、トリム時の一体感を好む方はとても多いわけで。)

 

そこでデボンさんに「それらの理由はよく理解できるけど、売る側としては少し不安だ」と率直に吐露すると、「そしたら8ozをデッキとボトムに使えばいい。それでそれらの問題は解決できる。」との提案が返ってきました。自分もこれには同意見だったので安心しました。CI Logに乗った感触としては、8ozを使用することでウォーキング時の安定性が上がり、ノーズライドもよりスピードが出やすくなります。重たくなる分、ヒザモモコシ波をメインに楽しむことができるようにもなります。パフォーマンスをあげるためにややロッカーを加えていますので、6ozの場合にはコシハラムネ波が本領を発揮しやすいサイズ感です。みなさまのモチベーションや普段サーフする波質やサイズにおいて、グラッシングを調整すると、とてもフィットすると思います。

 

以上の理由から、今回の8ozグラッシングは日本の小波を愛する皆様へ、ぜひCI Logを体感してほしいという思いからのご提案です。ここだけの話、今回のように8ozグラッシングをオプションとして選べず、6ozの仕様のみしか選べなかったのであれば、CI Logの取り扱いはありえなかったでしょう。そのくらい重要なパートなのです。長く、また乱文になりまして失礼いたしました。8ozグラッシングに関しまして、お好みに合わせてご相談いただけますと幸いです。

価格

・CI Log (クリア) / 9'0ft / 283,800円税込〜
・CI Log (ティント単色両面) / 9'0ft / 330,000円税込〜
・カスタムオーダーチャージ / 16,500円税込
・8oz(2層)グラッシングチャージ / 14,300円税込

 

このフェア期間中にいただいたオーダーを対象に、カスタムオーダーチャージと8oz(2層)グラッシングチャージが無料となります。また価格はご希望されるサーフボードの長さ、カラー、その他の仕様の有無によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

納期は来年の4,5月を予定いたしております。ちなみに自分はもう1本、9'6をオーダーしています。皆様にもお楽しみいただけるようにストックディメンションにて。もちろん8ozを2層採用しています。来シーズンはそのボードをメインに、日本の波でテストするのが楽しみです。ぜひこの機会に、特別なCI Logをご検討ください。皆様からのお問い合わせとご相談を心よりお待ち致しております。

 

CI Surfboard Japan 公式サイト - CI Log

https://cisurfboards.jp/surfboards/ci-log 

 

Yuta

おまけ

 デボンさんの洋服をサポートする「Katin/ケイティン」より、デボンさんのとある1日をドキュメントした短編作品「Under The Sun with Devon Howard / アンダーザ・サン ウィズ デボンハワード」が公開されましたので、ご紹介いたします。作品中ではいつもの朝の風景に加えて、出社模様やボードミーティングをこなす姿、そして夕方のサーフシーンが収められています。トレーダージョーズのトートバックを片手に、90年代のフォードブロンコを乗りならすデボンさんの出立は、自分が幼少期のころから触れてきたカリフォルニアの匂いが漂います。CI Logをともに開発したウェイン・リッチ氏を訪れるパートは必見。視覚と触覚のみでコミュニケーションをとるのはライダーとシェイパーの常。CI Logについて語った次の言葉には、とても深みを感じます。「いいだろこの感じ、これがトラディショナルだ。 - そのボードに乗るまでは俺は何も信じない。 - このボード(CI Log プロトタイプ)は、本当に基本的なデザインなんだよ。自分達が育ってきた中でいろんなものを散々試してきたなかで良いと思えたものなんだけど、要するにそういうものって大きく変わりはしないのさ。」ボードのことになると眼がキリッと変わるのがウェインさん。自分がマリブのコンテストに出場したときは、いつも優しい笑顔で応援してくれていました。なつかしいなぁ、この感じ。そして、「またね」とウェインさんと別れたデボンさんが、車を走らせ始めたと同時にポロッと言った、「That board is pretty sick / あのボードはやばい」のセリフは、いつものジョエルさんとまったく同じで、びっくり。ボードが本当にいいときは、みんなこう言うんですね。デボンさんとジョエルさんには、サーフィンに対する同じ気持ちやモチベーション、考え方を感じざるを得ません。ー 長くなりましたが、ぜひご覧ください。デボンさん夕方のサーフパートは、いつものプロモーションと違って日本の波っぽくてクルージーな乗り方していますので、お見逃しなく。

BEACHED DAYS ストーリー / 第8回 デヴォン・ハワード California Soul〜トラディショナル・スタイルの継承

90年代から現在に至るまで、ロングボードとミッドレングスを誰よりもスタイリッシュに乗りこなすデヴォン・ハワード。そのルーツはジョエル・チューダー、ミッチ・アブシャーらと同郷のサンディエゴであり、カリフォルニアの正統派スタイルを継承する一人であることは間違いない。近年はWSLロングボードツアーのディレクターとしても手腕を発揮。そして2018年にチャネルアイランズ・サーフボードのマーティング・ディレクターに就任すると、CIミッドの開発に携わり同モデルはミッドレングスのベストセラーとなったのは記憶に新しい。去る10月には、ウェイン・リッチと共に開発した新たなコンセプトのロングボードのCIログをひっさげ、昨年に続き来日を果たしたデヴォンに話しを聞いた。

 

インタビュー記事はこちらから

 

 こちらはBEACHED DAYSのストーリーコーナーにてアップされたデボンさんのインタビュー記事をご紹介いたします。こちらは先日来日した際に収録されたインタビューとなっており、なんとインタビュワーには川添澪氏が登場。川添さんは自分が駆け出しの頃から大変お世話になっておりまして、今は無きロングボード専門誌「ON THE BOARD」では、数多くの濃厚なカリフォルニアストーリーを伝えてきた方でもあります。記事を読みましたが、シンプルで素晴らしい読み応え、その専門誌を思い出させる編集。デボンさんがスラスラと喋っているあたりが、澪さんならではの引き出し口です。バックストーリーも豊富な上に、先日のトークショーで自分が聞きたかった細かいニュアンスが表現されていて、脱帽の一言。ゆえに、必読であります。ぜひ。

 

以上、おまけでした。

 

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